AIフィールドパートナー ― AIのよろずや AI活用ガイド Vol.3

誤字や打ちまちがいが、あっても大丈夫?

「間違った文字のまま送ったら、変な答えが返ってくるのでは」——実は、これがAIのいちばん意外な特技に関わる話です。

答え:大丈夫です。AIは「前後の流れ」で読みます

AIは、一文字ずつ厳密に読んでいるのではなく、文全体の流れから「言いたいこと」を推測して読んでいます。だから多少の誤字・脱字・変換ミスがあっても、ちゃんと意図をくみ取ります。

人間も同じですよね。「明日の開議、何時からだっけ?」というメッセージが来たら、「会議のことだな」と読めるはずです。AIも、それと同じ読み方をします。

実例:誤変換だらけでも、伝わる

たとえば、音声入力でこんな文になってしまったとします。

誤変換だらけの入力(実際にありがちな例)

らいしゅう 親戚があつまるので てみあげを 開講したい 予算は 3000円 甘いものがすき

「てみあげ」「開講したい」——めちゃくちゃに見えますが、AIは「来週、親戚の集まりに持っていく手土産を買いたい。予算3000円、甘いもの好き」と正しく理解して、ちゃんと候補を挙げてくれます。

送信前に読み返して直す必要は、基本的にありません。もしAIが読み違えたら、そのとき「そうじゃなくて○○のこと」と言い直せば済みます。間違いを恐れて手が止まる方が、もったいないです。

ひとつだけ、例外があります

数字と固有名詞だけは、注意してください。「3000円」が「30000円」になっていたら、AIは30000円として真面目に答えます。文脈から直しようがないからです。

逆に言えば、気をつけるのは数字と名前だけ。それ以外の打ちまちがいは、気にせずどんどん送って大丈夫です。

便利技

この特技は、音声入力と相性抜群

音声入力は速い代わりに、誤変換がつきものです。でもAIが誤変換ごと読み解いてくれるなら——直す手間なしで、話した勢いのまま送れます。

「音声入力→誤変換を直さずそのまま送信」。これに慣れると、入力のスピードが劇的に変わります。声での入力そのものについては、次のVol.4で詳しく紹介します。

この話の、いちばん大事なこと